既婚だけど片思い、旦那よりも好きな人ができた。この恋、進むべき?諦めるべき?

人は誰でも、いくつになっても恋をしていたいし、素敵な人に出会ったら好きになってしまうのが当たり前です。
それは結婚しても、子供が出来ても変わりません。

結婚後、パートナー以上に好きになれる人に出会ってしまった時、あなたならどうしますか?
どんな風に相手を愛し、どんな恋の決着を目指しますか?

既婚者が家族以外の人を求めてしまう理由

家族が居て、幸せを感じながら暮らすことが出来ているはずなのに、どうしてパートナー以外の人を好きになってしまうのでしょうか。

結婚後、誰かを好きになってしまうのは実はそれほど珍しいことではありません。
特に仕事をしており、出会いに恵まれている人は、素敵な人と知り合うきっかけも多く、親しく接しているうちに恋をしてしまうというのは良くある話です。

家庭の中に大きな不満があるわけではなくても、恋愛をすることの幸福感、愛されることの満足感を本能が求めてしまうので、恋をせずにはいられません。

誰かに恋をしようと思ったきっかけを思い出してみる

結婚後に誰かを好きになった時は、まず、どうして相手を好きになったのか、考えてみましょう。
もしかしたら、人を好きになる心の奥にあなたの本当の望みが隠れているかもしれません。

「夫とのセックスに満足していなくて、身体を満たしてくれる人が欲しい」
「家庭の中で孤独を感じていて、楽しいデートに連れ出してもらいたい」

家族以外の人を求めずにはいられないと感じたことがあるはずです。
誰かを好きになろうと思ったきっかけを考えながら、まずは自分の心と向き合ってみましょう。

相手のどんなところを好きになった?

結婚後、久しぶりの恋のドキドキに夢中になってしまいがちですが、冷静になって、自分が好きになった相手のことをしっかり見つめてみて下さい。

結婚後、恋愛に憧れ過ぎたり、久しぶりに人を好きになったということにテンションが上がって、自分の理想を相手に押し付けてしまっている場合があります。

「親切にしてくれる優しいところが好き」「趣味があって、一緒に居ると楽しい気持ちになれる」「頭が良くて仕事が出来るところを尊敬している」など、これからもずっと好きでいられそうか、もっと好きになれそうかどうか考えてみて下さいね。

不倫恋愛でどんなメリットがあるか考えてみる

既婚者が恋を叶えると不倫恋愛が始まってしまうわけですが、どんな不倫恋愛をしてみたいか具体的にイメージしましょう。

「不倫恋愛をすることでもっとワクワクして、毎日を楽しみたい」とか「刺激的なセックスで心も体も満たされたい」など、今の自分の生活で足りない部分があり、不倫恋愛をすることでそれを解決したいと思うことがあるはずです。

真剣に恋をすることで自分にとってどんなメリットがあるのかを考えてみることで、不倫恋愛と向き合うきっかけが見つかるはずです。

好きになった相手とどんなデートがしたい?

既婚者がパートナー以外の異性を好きになったといっても、必ずしも不倫恋愛に発展するとは限りません。
「恋が叶わなくても、見つめているだけでもいい」という方もいるでしょうし、「恋愛にならなくても、セックスさえ出来ればいい」という場合もあるでしょう。

好きになった片思い相手と、どんな関係になりたいのかしっかり考えてみて下さい。
「どんなデートがしたいか?」ということが一番イメージしやすいでしょう。

好きになった相手と楽しいデートをイメージすることが出来れば、2人の相性は良いといえます。

「好きな気持ち」を勘違いしているパターンに注意!

ここで、片思い相手の気持ちが本当に片思いなのか、それともただの憧れや勘違いなのかを見抜くポイントをお教えいたします。
例えば職場仲間に感じた恋心は、仕事への不安や心配な気持ちを「恋のドキドキ」だと勘違いしてしまっている場合があります。

まず、「ダメ男だと分かっているのに離れられない」というのは、「男性に尽す自分の行動を正当化する為に、好きだと思い込んでいるだけ」かもしれません。
「一緒に居ると気楽、相性が良いと感じる」というのは「自分にとって都合の良い相手を、恋愛相手だと解釈している」のかも?

相手に対する気持ちが本物なのかどうか、相手をよく見つめて考えてみて下さい。

好きな相手とのセックスを想像したことがある?

既婚者の片思いが本物か、それとも一瞬の憧れや気の迷いなのかは、セックスを想像してみれば分かります。
相手に性的な魅力を感じていて、真剣なお付き合いをしたいと思うのであれば、ドキドキするような素敵なセックスをイメージ出来るはずです。

「相手のことは好きだけど、セックスをする気にはなれない」という場合は、恋人には向いていないかも。
告白をせずに友人関係で居た方が良いかもしれません。

相手の立場になって考えてみる

好きになった人に、すぐにでも自分の気持ちを伝えたい!相手と一歩進んだ関係になりたい!と思うかもしれません。
でも、告白を焦るのは絶対にダメ!

相手の立場や都合を考えずに告白するのは、自分の気持ちを押し付けてしまうだけです。
告白する前に、必ず相手の立場になって考えてみましょう。

どんな人でも、既婚者から告白されたら驚いてしまいます。
いきなり告白するのではなく、少しずつ親しくなり、相手の警戒心を解いてから告白するべきです。

家族への不満を具体的に考えてみる

既婚者が家族以外の人を好きになった時、他人を愛しく思う気持ちの裏側に家族への不満がある場合も多いものです。
例えば、「自分を女扱いしてくれない夫への不満」「結婚以来、ロマンティックなデートやサプライズプレゼントをしてくれない家族への物足りなさ」などです。

「片思いをしてしまったけれど、不倫はしたくない」と思っているのであれば、告白するより先に家族との関係を見直してみましょう。
家族への不満を上手く伝えて解消することが出来れば、片思いを忘れられるかもしれません。

家族との関係を再構築する方法は?

相手に告白する勇気が出ない、不倫恋愛は怖くて出来ない、と思うのであれば、家族との関係を再構築しなければいけません。

しかし、家族以外の人に愛情を感じながら、再び家族への特別な信頼と愛を取り戻すのは簡単ではありません。
それでも、不倫恋愛をスタートさせたことを後悔したくないのであれば、まずは家族と向き合ってみるべきです。

家族を無視して、軽い気持ちで不倫恋愛をスタートしてはいけません。
徹底的に家族と会話をし、尽し、愛してみて、それでも良い関係を取り戻せないのであれば、不倫恋愛をしてみましょう。

片思いの相手を諦める方法

やっぱり家族を裏切れない!なんとかして片思いを諦めたい!と決めたのであれば、徹底的に相手と接触するのを止めましょう。

片思いをしている間は相手を求める気持ちが最も強い状態なので、自分の気持ちをコントロールしようとしても、ほとんどが上手くいきません。
それよりも、物理的に相手と距離をとることで気持ちが冷めるのを待ちましょう。

好きになったばかりの頃は相手を思う気持ちは強烈ですが、冷めるのも早いもの。
1ヶ月ほど我慢すれば、恋心は随分薄くなっているでしょう。

告白して、相手の反応を伺ってみる

片思いの相手ときちんと向き合い、恋の決着を付けたいのであれば、自分の気持ちを素直に伝える告白をしましょう。

告白をせずに相手との関係を「無理だ」自分で決めつけてしまうと、「やっぱり気持ちを伝えておけばよかったかも」「相手が私の事をどう思っているのか知りたかった」と後になって後悔してしまうかもしれません。

好き、という気持ちを言葉にして伝えて、相手がどんな反応を示すのか伺い、両思いになる可能性があるのかどうか探ってみて下さい。

不倫は、付き合い始めてからが本当のスタート!

片思いをした時、告白をして、自分の気持ちを受け入れてもらうことが出来れば、それがゴールだと思っている人が多くいます。

確かに、独身同士のカップルの場合は、両思いになることが一つのゴールと言えるかもしれません。
しかし既婚者の恋は、「両思い」になっただけでは満足出来ません。
プラトニックな付き合い方は、相手に触れられない切なさともどかしさを強くさせるだけです。

告白をOKしてもらい、不倫のデートを繰り返したりセックスを楽しめる関係になってからが、本当のスタートなんです。

片思いの相手への告白方法

既婚者が告白をする時に気を付けなければいけないことが2つあります。

1つ目は、本気度が伝わる告白をすること。
既婚者に告白された人は、「遊び相手になって欲しいのかな?」「冗談のつもり?からかわれてる?」「セフレかな?」と思います。
真剣な愛情だと証明する為に、シチュエーションと告白の台詞は本気度が伝わるものを準備しましょう。

2つ目は、気持ちの押し付けをしないことです。
「好き!付き合って!」「セックスするだけでもいいから、お願い」などと、相手の気持ちを考えないお願いをしてはいけません。
自分の事をどう思っているのか聞き出し、その上で2人が今以上の関係になれる可能性があるのかどうか、2人で一緒に考えましょう。

後悔しない「片思いの恋の決着」の付け方

片思いをした既婚者が後悔してしまいがちなのは、「チャレンジ」をしないからです。
折角誰かの事を好きになったのに、相手に好かれる為の努力や、両思いに向かう為の工夫や、不倫恋愛をのやり方を考えてみることをせず、「告白しても、フラれてしまう」と決めつけて、無理やり自分の恋を忘れようとしてしまいます。

一度の人生なのですし、誰かを好きになる気持ちは尊いものなのですから、やれるだけのことをやりましょう。
例え恋が叶わなくても、誰かの為に努力をしたあなたは、恋をする前よりもっと素敵な人になれているはずです。

後になって「やっぱり告白くらいしておけば良かった」「やっぱりまだ相手のことが忘れられない」なんて後悔することのないよう、自分が納得できる恋の決着を付けて下さいね!

おわりに

片思いを始めた既婚者は、「家族に悪い」と罪悪感を持つことがあります。
しかし、恋をすることは悪い事ではないし、家族に迷惑がかかることでもありません。

既婚者の恋のスタートは「不倫のお付き合いが始まってから」なのですから、それまでは自分が思う通りに行動すればよいのです。

折角芽生えた恋心なのですから、「好きになってよかった」と思えるよう、後悔のない決着を付けて下さいね。